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| 天空の草原のナンサ |
モンゴルの遊牧民の家族の子として生まれたナンサは長期休暇のため学校のある街から帰ってきた。 ある日、燃料となる牛の糞を拾いに出かけたナンサは可愛らしい子犬を見つける。
監督:ビャンバスレン・ダヴァー 製作:シュテファン・シェシュ 脚本:ビャンバスレン・ダヴァー 撮影:ダニエル・シェーンアウアー 編集:ザラ・クララ・ヴェーバー 音楽:ベーテ・グループ 出演:ナンサル・バットチュルーン / 長女ナンサ ウルジンドルジ・バットチュルーン / 父 バヤンドラム・ダラムダッディ・バットチュルーン / 母 ツェレンプンツァグ・イシ / 老女 ナンサルマー・バットチュルーン / 次女 バトバヤー・バットチュルーン / 長男
ストーリー モンゴルの遊牧民の家族の子として生まれたナンサは長期休暇のため学校のある街から帰ってきた。 ある日、燃料となる牛の糞を拾いに出かけたナンサは可愛らしい子犬を見つける。 ナンサはその子犬をツォーホルと名づけ、飼おうとするが、父親は野犬化した犬が狼の仲間になっているという話を聞いていたため、狼を引き寄せるのではないかと心配し飼うことを認めなかった。 しかし、ナンサは父が街に羊の毛皮を売りに行っている間も犬を飼い続けたが、父が帰ってきてまだ犬を捨てていないことを注意した。
感想 羊の放牧の番をしていたナンサがツォーホルを探すために遅くまで家に帰らなかった時と、弟の面倒を見ていてと母に頼まれたにも関わらずツォーホルとの別れを惜しむあまり弟がいなくなっていることに気付かなかったときに両親がナンサを責める様子が無かったのが不思議だった。 ツォーホルを捨ててこなかった時にもあまり父はナンサを責めなかったが、頭ごなしに怒るのはよくないにしても、どちらかというと放任主義なのだろうかと感じた。
仏教思想も大陸の思想は随分日本より神秘的だ。 自分の思い通りにならないことや、とても確率の低いことを子供に教える時の例えが独特の例で諭していたように思う。 それはおそらく大陸の仏教の教えに即しているのではないだろうか。 幼い子に、神秘的な老人が物事を諭すというシーンは俗に言う未開発な土地に住む人々を描くときには良くあるシーンだ。 ありきたりではあるが、神秘感を出すには有効な手法であるといえる。
基本的にストーリー展開に予測のできる話だったが、モンゴルの大草原を映した映像美と素朴な物語は悪くはないだろう。
評価

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