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| グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち |
MITの掃除夫をしているウィルはある日、掲示板に書かれた難解な数式を解いてしまう。 教授のランボーは彼を探し出し、その才能を開花させようとするが、ウィルは悪友達と凶暴して以前自分を虐めた男への暴行で拘置所に拘留されていた。
監督:ガス・ヴァン・サント 製作:ローレンス・ベンダー 脚本:ベン・アフレック マット・デイモン 撮影:ジャン=イヴ・エスコフィエ 美術:メリッサ・スチュワート 編集:ピエトロ・スカリア 音楽:ダニー・エルフマン 主題歌:エリオット・スミス コスチュームデザイン:ベアトリックス・アルーナ・パストール 出演:ロビン・ウィリアムズ / ショーン・マクガイヤ マット・デイモン / ウィル・ハンティング ベン・アフレック / チャッキー ステラン・スカルスガルド / ランボー ミニー・ドライヴァー / スカイラー ケイシー・アフレック コール・ハウザー
ストーリー MITの掃除夫をしているウィルはある日、掲示板に書かれた難解な数式を解いてしまう。 教授のランボーは彼を探し出し、その才能を開花させようとするが、ウィルは悪友達と凶暴して以前自分を虐めた男への暴行で拘置所に拘留されていた。 ランボーは自分とセラピストとの週計2回の面会で彼を釈放させる。
しかし、心を開かず、セラピストに何人も匙を投げられるウィルに対してランボーは長年の確執がある友人のショーンに彼を紹介する。
ショーンは自らも妻を失った過去により心に傷を持っており、ウィルの虐待された過去から解き放とうと苦心する。 2人はやがて互いに癒し合っていき……
感想 マット・デイモンが始めて輪郭を現して映し出された時に感じたことは髪の色へ対する違和感だった。 世の中の人が「アレキサンダー」でコリン・ファレルに感じた違和感と同じ様なものだろう。 物語が進むに連れて髪の色も落ち着いてくるのだが、むしろあのサイケデリックな金髪を続けたほうが良かったように思う。
1人の知的な老人、もしくは壮年の人物に会い、若者が成長する話は基本的に好みの話である。 「小説家をみつけたら」も同じ様な傾向のある話だが、あの話の場合はウィルほどまでに天才ではなく、本人に問題を抱えているのではない。 ウィルは確かに社会との間に問題を抱えていたが、それは彼の中のトラウマが自発的に誘発した問題だ。
チャッキーの台詞で「俺に義務がある」という台詞があるが、その通りだと言いたい。 チャッキーは教養のあるタイプではないから、稚拙な台詞ではあるが、この台詞はとても意義深い。 そもそも才能のある人間はそれを行使する義務がある。なぜならば、才能を無駄にすることは才能が無い人間に対する冒涜だからである。 公平に与えられるものではない才能は、与えられたごく限られた人物が行使し、与えられなかった人間達により良い生活を与える義務があるのだ。 ウィルがその後どうなったのかは分からない。しかし、チャッキーの言葉を心にとめ、カリフォルニアで違った道を歩んでいることを望む。
つまり、ある意味では非情に歯切れの悪い作品だった。 彼女と復縁できたかも、彼の将来も分からない。 それでいい、という考えもあるが、この話の場合は分かりやすい結果を表してほしかったように思う。
評価

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